保健・医療・福祉・介護関係者の連携強化とシームレスな医療連携を達成するために ICT 技術を活用し、離島の地域医療情報の共有化を「住民参加を促しながら」可能にするネットワーク構築事業に取り組んでいます。

中核病院へのあじさいネットの導入と、参照体制を整えます。あわせて看護ステーション数ヶ所に対し看護記録支援ソフト、在宅拠点の数ヶ所に対し連携用電子カルテを導入。

また病院以外の調剤薬局のうち半数程度を対象に地域お薬カルテの導入を行います。お薬情報は一部の患者個人にも開示し、安定した「住民参加型地域医療」を目指します。

中核病院のほか地域診療所もあじさいネットに加入し主に中核病院からの情報開示情報を活用。看護ステーションと在宅連携用カルテと本格的に連携します。さらに、お薬カルテは、病院も含めた調剤薬局のすべてを対象に導入。目的ごとのコミュニティ内での情報連携手段として「医療情報SNS」、情報活用範囲を拡大する「多職種向け地域情報ポータル」についても導入し運用を開始。患者家族への看護記録支援ソフトを使ったコミュニケーションを実施いたします。

地域医療情報ネット内の共有情報を蓄積するための領域は、「共同利用型のクラウド」を活用して構築します。

診療所電子カルテデータ、お薬データ、訪問看護・介護記録データなどが格納されます。

予防医学データベースの複数拠点を連携し、皆様の生活習慣病等の発症・重症化を予防して、健康寿命の延伸を目指し、ICTに活用した皆様のライフスタイルの適応した健康維持・増進の仕組みを考えます。